生命力。

カルドセプトDS」では、それをメインとしたブックも組まれるほどのスペルカード「ライフフォース」ですが、数年前に「カルドセプトセカンドエキスパンション」(以下、2EX)をプレイしたときはさほど印象に残っておらず。

とはいえランドトランスなどのように、単に自分が重要性を認識していなかったというケースも考えられるので、少し前に 2EX の再プレイがてら確認したところ、両バージョンでのライフフォースには以下のような違いが。

  • 必要魔力70G / 対象セプターは使用魔力0でクリーチャーとアイテムを使用できる:対象が使用したスペルは無効化され、この呪い効果は消える(DS)
  • 必要魔力70G+ディスカード1枚 / 3ラウンドの間、対象セプターは50パーセントの使用魔力でクリーチャーとアイテムを使用できるが、スペルを使用できなくなる(2EX)

「消されるまで魔力0」対「3ラウンドの間50パーセント」と、ここまで違ってたらさすがに今の目で見てもちょっと、とは(ディスカードもありますし)。聞くところによると、用途としてはむしろ他人にかけてスペルを使わせないようにするとか何とか。

てなことを書いてみたのも今日のランキング戦で、ライフフォースブックに久しぶりに遭遇したからでして。

その方(以下、A氏)の手札を見ていてもブラフ(?)などではなく、エルダードラゴンやフュージョンなどを積んだ明らかに重量級のブックでしたので、適宜ホーリーワードXなどでライフフォースを消しつつ、あまり積極的には動かず最大限の警戒を。

途中面白かったのは、もう一人の方(以下、B氏)がスワップスペルでライフフォースを奪っていきまして、その後自分以外の二人にライフフォースがかかっている状態に。ただB氏のほうは元々普通のブックで恩恵が少なそうだったことと、むしろドレインマジックやコラプションなどスペルのほうが怖かったことなどから、A氏のほうだけライフフォースを消したりしていたんですが。

まぁ、ムーンベースはああいう広いマップですし、結局コストなしでどっかんどっかん攻められるといった最も怖い事態にはならず、35ラウンド目を迎えて逃げ切ることができたのでした。それでも最後、A氏のダイスによってはエルダードラゴン+フュージョンで危なかった気がしなくもなく。